オフィス・エコー(以下E):そもそもなぜオフィスを移転しようと思ったのですか?

矢沢志朗氏(以下Y): 簡単に言うと、最初の理由は前のオフィスが狭くなったからですね。
人が足りないけどもう入らないし、扱う商品も増えてもう入らない。それと商品を撮影するスペースも商談するスペースもなくて、打ち合わせが終わってお客様がお帰りになると、その場でまたすぐに発送作業が始まるという感じでした。

E:たしかにそうでしたね。
移転にあたり、コンセプトのようなものはありましたか?


Y:最初はとにかくまず「広さ」が必要でした。ある程度会社として組織立てて行きたいという考えがあったので、オフィスっぽくはしたいと思っていました。でもやっぱり欲が出てきて、「ただのオフィスじゃつまらないよね」ということになり、スーツで働いているわけではないので、既存のオフィスとは違う、硬いイメージではないものにしたいなとはぼやっと思っていました。ただ、じゃあ具体的にどうしたいかというのは全くない状況でした。

E: なぜうちの会社に?

Y:実は御社を含めて9社ぐらいの方とお会いして、そのうち、7社ぐらいはメーカーの代理店というか、設計もするけどそのメーカーの家具や什器を使って欲しいというような会社でした。
御社だけが唯一、イメージカラーや実際に3Dのイメージを出してくれたりして、コンセプトや視覚的にイメージがとても伝わりやすかったんです。あとは、オフィスのレイアウトなどもきちんと考えてくださっていて、イメージだけではなく「こうしましょう」というふうに提案してくださったのはオフィス・エコーさんだけでした。

E:ありがとうございます。
では、途中でトラブルや困ったことはありましたか?

Y:トラブルは、私が感じているものは全然ないですね。
デザインに関しては「ミッドセンチュリー」とか「カフェのような」とかわかりやすい言葉で伝えてくれて、それと私の好みもとてもよくわかってくれていたと思います。最初にお会いしたときに私の好みをいろいろと聞いてくれたので。
移転までに時間がないということで早く決めたのもあるんですが、いいか悪いかは別として、本当にここしかないなというか、「この人だったら騙されてもいいな」と思ったんです。(笑)

E:完成までに不安な点などはありましたか?

Y:そりゃあもう不安だらけですよ!
移転することが必要だったからしなくてはいけなかったのが、そこにワクワクとかが加わったんです。夢を見させてくれたんです。「まさかこんなオフィスで働けるの?」というような。
でも完成までに時間もないし、お金もそんなに沢山かけているわけではないので、どうなのかな、と。
実際に出来上がって中に入ってみたら「やっぱりこんなもんだよね」ぐらいのものだろうなと、失礼ですけどそう思っていたんですよ。それでもこの金額でこの短期間にやってくれたならそれで満足という気持ちだったので、別にそこまで完璧にやってほしいという期待はしていなかったんです、本当に失礼な話ですけど。
そういう意味では、本当に納期が一番心配でしたね。

E:今回、特にこだわったポイントなどは?

Y:こだわったと言えば、撮影用のスタジオですね。まず、スタジオが欲しい、と。
スタジオがあることによって、商品ページをつくるときなどは写真にこだわりを持つようになりました。
あとはスタッフ全員の顔が見えるレイアウトですね。

E:完成したときの印象はどうでしたか? イメージどおりのものができましたか?

Y:最初はスタッフ二人と一緒に入ってきて「うわ、やばくない!?」とか言って、提案していただいた3Dのイメージ画が動き出した感じでしたよ!
「まあやっぱりこんなもんだろ」ってあれだけ文句言う気満々だったのに、「そのとおりになってるじゃん!」みたいな。(笑)
その日は一度事務所に戻って、引っ越しの準備をしたり仕事を片付けた後に夜また一人で来て、ソファに座って「ここで働くんだ・・・」と思いながらニヤニヤしちゃいましたよ。(笑)

E:それ気持ち分かります!
僕もここで引渡し前日の夜ニヤニヤしてましたから(笑)。
さて、実際に前のオフィスからこちらに移転してみて、スタッフやお客様の反応などはいかがでしたか?


Y:いやー、もう全然違いましたよ。「しっかりされているんですね」と言われるようになりました。(笑)
メーカーさんからは、ネットショップが最近増えてきたなかで、「御社は違うんですね」というように、よい印象を持っていただいたり、スタッフはスタッフで、やっぱりモチベーションがあがりましたね。

E:実際に毎日お仕事をされてみていかがですか?
前のオフィスのときは採用の募集をしても全然人が来ずに、こちらに移転してからはすごく人が集まったということでしたね。

Y:ホームページや会社概要にオフィスの様子を写真で3〜5点ぐらい出しているので、それを見て良い印象を持ってくれることが多いようです。実際に募集すると来る人数が増えましたし、反応も上々ですね。前は募集して採用を決定しても、結局来ない人もいたぐらいなんですよ。 (苦笑)
あとは新聞や楽天の取材があり、媒体に出たりするとまわりの反応が全然違いますね。特に銀行さんとか。(笑) ネットショップなので実体がないと良く言われるので、こういうオフィスがきちんとあることで、信頼度はあがります。

E:ずばり、移転してみてよかったということですよね?

Y:それは間違いないです。あえて問題点をあげるとすれば、居心地が良すぎて、次のモチベーションを一瞬見失いそうになったことですね。(笑)
ここで満足してはいけないと思いつつも、さらに奮い立たせようというのはなかなか難しい作業ですね。弊害ですよ!(笑)
でも今は次の一手に向けてメラメラと燃えてます!

E:どうもありがとうございました。





インタビュー協力「SPUTNICKS




  
   
 




インタビューを受ける矢沢氏とオフィス・エコー江本






メーカーさんとの商談・打合せスペース






若いスタッフで活気に満ちたオフィス
全員の顔が見える位置に代表矢沢氏の姿も





インタビューを行ったラウンジスペース
お昼時にはお弁を当食べるスタッフもいるとか